未来につなぐSDGｓ講座「脱炭素社会への取組と再生可能エネルギーの活用」

SDGsの目標の達成に欠かせない「脱炭素社会の実現」に向けた、再生可能エネルギーの活用や電気自動車の普及などの取組について理解を深めていただくための講座を実施しました。（参加者：講義２７名、見学：２６名）

 

１　講義：脱炭素社会への取組と電気自動車の位置づけ

午前の講義では、山口大学大学院技術経営研究科教授の福代和宏氏を講師に招き、地球温暖化問題、異常気象に伴う農作物への影響に始まり、省エネ・再エネ・蓄エネ等のエネルギー問題を様々な資料を基に説明されました。特に再エネについては参加者も関心が強いようでした。

電気自動車のバッテリーのリユースやリサイクル、蓄電池としての電気自動車の内容は午後の施設見学につながり、参加者からも事前知識となり良かったとの声がありました。

 

２　見学：山口日産自動車株式会社EVルーム（山口市大内千坊）

午後からの山口日産自動車株式会社EVルームの見学では、起業の脱炭素社会への取組の講義、EVルームの見学を二班に分かれて行いました。どちらの班も非常に熱心で時間の許す限り質問を行い、満足されていました。特に実際に電気自動車のサクラを室内に配置しての疑似停電体験は多くの参加者が蓄電池のある暮らしを想像・検討することにつながったようでした。

講義、見学どちらも、質問に丁寧に回答していただき、参加者はとっても有意義で、かつ新しい情報が吸収できたと思います。