令和4年度環境活動団体等交流会
今年も多くの参加申し込みをいただきました。発表後の質疑応答で活発に協議されたり、休憩時間も利用して参加者同士が積極的に交わっておられ、環境学習関係者の貴重な情報交換の場としていただいております。
周防大島町なぎさ水族館学芸員 内田 博陽 氏から、目玉生物の入手が困難、人口減少による利用者減、予算の縮小等の様々な困難を抱えながらも、小規模な水族館であるが故の特色を最大限に活かして、ニホンアワサンゴ等の地元にこだわった生物展示、タッチングプール等の手作り展示の工夫、地域活動への積極参加など、徹底して地域に密着した水族館経営を進めた結果、徐々に利用者数が増加してきた努力の過程について、楽しく、わかりやすい発表をいただきました。
山口県シェアリングネイチャー協会 福田 和子 氏から、シェアリングネイチャー協会の理念、組織等の紹介、山口県シェアリングネイチャー協会の取組等の紹介、ネイチャーゲームを通して実践されている自然体験・環境学習の貴重な実践活動等について、丁寧にわかりやすく発表していただきました。
山口市環境部環境政策課 近藤 慶汰 氏から、山口市の取組として、主に環境保全活動推進事業と地球温暖化防止普及啓発事業について、オオキンケイギク駆除活動、各種イベントの開催、「温暖化とめるっちゃネットワークやまぐち」の取組等、実践例も交えてわかりやすくご発表いただきました。